100Mbpsのlanケーブルの見分け方について

最近ではほとんどのネットワーク機器がギガビットイーサネットに対応しており、1Gbpsの高速なデータ転送が可能になっています。

しかし100Mbpsにしか対応していないlanケーブルを使用してしまうと、データ転送速度が低下してしまうことがある点に注意しましょう。特にケーブルの本体にカテゴリ5以下であると書かれている場合は注意が必要で、そのケーブルを高性能なネットワーク機器や端末に接続したとしても、100Mbps以上のデータ転送は期待できません。

それだけでなくシールドも施されていないので外部からの電磁波の影響を受けやすくなってしまいます。ケーブルの本体にカテゴリ5eと書かれてあったとしても注意が必要で、コネクタが4本しか結線されていない場合もあるのです。コネクタの結線の状況をよく見て、4本しか接続されていない場合は同じように100Mbpsの通信速度しか出ないlanケーブルであることがわかります。

もちろん、lanケーブルの性能が高かったとしてもデータの転送速度が100Mbps以下になってしまうことはよくあります。例えばネットワーク機器のLANポートが100Mbspにしか対応していない場合があり、1Gbpsに対応したカテゴリ5e以上のケーブルを使用しても、通信速度が100Mbpsになってしまうのです。この場合はネットワーク機器のLANポートの通信速度を確認することによって改善可能になります。