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lanケーブルの内部の構造と上手な選び方

lanケーブルの内部には8本の芯線(メタル)があり、電気的なデジタル信号が伝えられます。

ただし接続部の端子を見ると4本の細い線が束ねられているように見えます。1本の細い線の中に2本分の芯が束ねられているので、見た目は4種類の色の線を確認することができます。lanケーブルを構成する芯線の内部には銅の細い線がありますが、ヨリ線と単線の2種類に分けられます。ヨリ線とは非常に細い7本の導線が束になった構造になっていて、柔軟性が高くて曲げやすいという特徴があります。

これに対して単線は1つの芯線が太い銅線が1本のみで構成されており、硬くて曲げにくいというデメリットがあります。ヨリ線は曲げやすいので、壁や細い隙間に沿ってlanケーブルを通す場合に便利です。これに対して単線は曲げにくいので配線場所の制限を受けることがありますが、ノイズの影響を受けにくくて安定した通信ができるというメリットがあります。

ヨリ線は柔軟性が高くて曲げやすいのですが、内部の導線がアンテナと同じように電磁ノイズを拾いやすいというデメリットがあります。ケーブルを曲げる必要が無ければ、単線タイプを選択した方が快適にインターネットに接続することができます。長距離のlanケーブルを設置する場合には、内部が単線のタイプを選んだ方が良いでしょう。これに対して部屋の中などで短い距離であれば、ヨリ線タイプのlanケーブルを使用することができます。ケーブルを設置する場所によって、芯線タイプを選択するようにしましょう。

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