Skip to content

環境に合わせて選びたい塩害対策ケーブル

海の近くや潮風が吹きつける地域では、屋外に設置する様々なものの塩害対策が必要です。

ケーブルも対策が必要なものの1つで、劣化による送電不良や漏電を避ける為に不可欠となります。一般的なケーブルは、動線を守る被覆でカバーされているだけなので、そのままだと塩害地域では使えないです。コーティングなどで保護を行えば別ですが、既設の設備に追加で対策を行うのは、コストと手間の増加に繋がります。これから塩害地域でケーブルを敷設するのであれば、最初から対応している製品を選択するのがベストです。

塩害地域に対応するケーブルは、被覆外部からの塩分の浸透を防ぐ性能を有するので、過酷な環境下でも安心して使えます。勿論防水とは異なりますから、海中で使えるわけではありませんが、陸上ならば幅広く対応できる可能性が高いです。いずれにせよ、通常の製品を使用しても短期間の内に劣化しますし、劣化がトラブルを引き起こす要因になるので、やはり地域に合わせた選択が重要です。

塩害対策ケーブルを選択した方が良いのは、岩礁隣接地域で直接的に波しぶきが当たったり、海岸から200mから500m以内の地域です。また、海岸から離れていても2km以内であれば、同様に対策を講じる必要があるといえます。距離は劣化の早さに関係しますが、影響が小さくても心配のない地域と比べて劣化は早いですから、周囲の建物などを見て対策を検討することがポイントとなります。

Be First to Comment

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *