銘板とは装置の情報を記したプレートやコントロール部のパネルなどの総称です。
文字が記載してあるのが銘板の特徴、その文字を見て修理やメンテナンスを行う、装置の操作を行うなど重要な役割を持ちます。屋外で利用する装置の場合、文字が対候性などに応じて見えなくなるケースもゼロではありません。装置は定期的なメンテナンスを行うことが作業時の安全性や操作性の維持に役立ちます。
メンテナンスを行う時には銘板に記載してある製品番号や創造年月日を確認することも少なくありません。同じ装置でも製造年月日が異なることで利用している電子部品や機構部品が異なることもあり、修理用のマニュアルの中でも設計変更や改良などの情報が記されています。
どのような状態の装置であるのか、これを知ることができるのも銘板の役割ですから屋外で利用すると言っても情報が正確に読み取れるものを使わなければメンテナンスも難しくなります。屋外では紫外線を始め、熱や雨、風などの自然からの猛威を受ける環境になるので、耐久性だけでなく対候性が高いものが求められます。印刷された文字は紫外線に晒されることで鮮明さを失い、文字の判別が困難になることもあり、屋外で利用する装置の銘板は文字を印刷するものでなく、文字を彫刻するタイプが最適と言われています。彫刻の場合は文字の凹凸があるので、紫外線を受けても簡単に文字が不鮮明になることはありませ。そのため、屋外で利用する装置や設備機器などで利用が行われているケースが多いのです。
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