lanケーブルは中にペアの電線が4つ入っています。
それぞれ送信と受信のために使われていますが、通常はそのままハブやルーターなどの通信機器に接続されて、データのやり取りを行います。送られたデータはハブで交通整理されて、目的の場所まで送られます。受信側はネットワークから同じように適切な方向に向かうようにコントロールされています。このような働きが行われるため正常なデータ通信が行われています。
パソコンとパソコンを直接繋ぐようなときにはそのような交通整理が行われないため適切な通信ができません。そこで必要なのがクロスケーブルです。クロスケーブルは、名前の通り配線がクロスして接続できるlanケーブルです。パソコンとパソコンを直接繋ぐときにストレートでは受信側と受信側など不適切な接続になり、正しい通信ができません。クロスケーブルを選ぶことで送信側の配線は相手の受信側に接続されるようになります。
そのため、正しい通信を行うことが可能です。ただし、パソコン同士でないとき使うと通信ができなくなる障害が発生するので注意が必要です。最近では通信機器の方でストレートやクロスの認識をして切り替える機能が付いているのでパソコン同士の接続でもストレートのlanケーブルを使って大丈夫になってきました。ただし、古い機種はそのような機能がついていないのでクロスケーブルを用意しましょう。コネクタの部分の配線の色を見ると区別することができます。
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