lanケーブルにはストレートケーブルとクロスケーブルがあります。
しかし、現在ではケーブルの種類を自動判別してくれる「オートMDI/MDI-X」機能があるため、ほとんどの機器でストレートケーブルが使用できます。現在では使用する機器に自動判別機能があるために、それぞれのlanケーブルを使い分ける必要がありません。自動判別機能が無い頃はクロスケーブルもよく使われていたのですが、現在ではあまり使われていません。
しかし時には、この機器にはストレートケーブル、あの機器にはクロスケーブルといった具合に接続する機器によって使いわけたいときがありあます。たとえば、自作パソコン等を作るときなどにそれぞれのlanケーブルを使い分けたいときは、以下のようにして両者を区別し使用することができます。ストレートケーブルには信号線が8本入って、同じ色の線が同じ順番でケーブルのコネクタ部分に配線されています。
パソコンとハブやルータなどを接続するときに使用します。クロスケーブルの場合は送信用と受信用の信号線が交差していて、コネクタ部分に並んでいる色の線の配線の順番が異なっています。2台のパソコン間でデータ通信するときなどは、クロスケーブルを使用してパソコン同士を直接接続します。しかし両者を使い分けなくても、パソコンとほかの機器との接続やパソコン同士の接続においても、自動判別機能「オートMDI/MDI-X」があるおかげでストレートケーブルが使用できることが多いです。
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