インターネットの有線接続に必要不可欠なアイテムであるのがlanケーブルです。
しかし、ケーブルには種類がありどれでもいいわけではありません。適切なものを選ぶためにはlanケーブルの情報が必要なのです。一口にlanケーブルといってもさまざまなタイプがあるので注意しましょう。まずlanケーブルには、ストレートケーブルとクロスケーブルのふたつの種類があります。ストレートケーブルはコンピュータとハブなどの機器を接続するためのケーブルで、一般的にはこちらを用いることが多いでしょう。
クロスケーブルの方は2台のコンピュータを接続するためのケーブルです。しかし、最近ではコンピュータ同士を接続するのにもストレートケーブルを用いることが多いので、クロスケーブルを使う機会はあまりありません。lanケーブルには、カテゴリーと呼ばれる分類があり、用いている回線の規格や通信速度によって適合するカテゴリーが異なります。これらの情報を調べて適切なケーブルを選ぶことが、ネットワーク回線を最大限に活かすためには必要不可欠です。
現在主流の回線は、光回線1GBとなっていますが、この回線速度に適合しているlanケーブルはカテゴリ5e以上のものです。これのひとつ下のカテゴリーであるカテゴリー5のケーブルの対応通信速度は100Mbpsとなっているので、ネットワーク回線が1Gに対応していても、ケーブルが対応していなければその回線速度は発揮されません。ネットワーク回線が最大のパフォーマンスを発揮するには、ケーブルについての情報を調べ、適切なものを選ぶようにしましょう。
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