据え置き型のデジタル機器にはlanケーブルが最適

一時期はWiFiにお株を奪われてしまったlanケーブルですが、最近は再評価が進んできました。

確かに無線状態で使えるWiFiの方が便利な一面はあります。スマートフォンやタブレットは完全に無線を想定したデジタル機器です。lanケーブルを挿入するスロットがなく、ケーブルが仮に挿入出来ても不便になります。一方で部屋や机の上に置いて利用するWindows製のデスクトップパソコンやPS4などのデジタル機器はlanケーブルを活用した方が色々な恩恵を得られます。

一つ目の恩恵ですが、lanケーブルを使う事でデジタル機器の通信速度が常に一定でキープさせられます。無線だと周囲の電波環境によって速度が落ちやすく、場合によっては通信が突然遮断されます。送付したはずのファイルが届かなかったり、動画再生が頻繁に止まったり、予期せぬエラーに見舞われるなど、無線通信には多大なストレスがあります。lanケーブルなら契約したネット回線のポテンシャルを最大限まで引き出すことができ、周辺環境の悪影響は受けません。二つ目の恩恵ですが、WiFiは悪意を持った第三者が傍受しやすいと考えられています。

重要な連絡や企業秘密のデータをやり取りする際は、情報セキュリティの観点から、安全性が高い有線lanの利用が推奨されています。三つ目の恩恵ですが、ケーブルが仮に破損しても安価な周辺機器ですので、すぐに新しい物に買い替えられます。無線ルーターは安価な物でも、一万円近くしますが、ケーブルなら確実に安価で買えます。