lanケーブルにクロスケーブルを選ぶ理由

光回線を導入してインターネットを利用している時にはカテゴリ5e以上のlanケーブルを使う事で、LAN環境内でも光回線の能力を最大限に発揮させる事が出来ます。

しかし、パソコン同士を接続して相互にデータのやり取りをする場合は、ルータからパソコンへ繋ぐlanケーブルではなく、クロスケーブルを使って接続します。lanケーブルのクロスケーブルはHUBとHUB間を接続したり、パソコンとパソコン間を接続したりする時に使われるのが一般的でしたが、現在では各機器で自動判別機能を装備している為、クロスケーブルを使う必要がなくなっており、lanケーブルを使うのであればストレートケーブルだけでLAN環境を構築出来るようになっています。

クロスケーブルによるLAN環境構築には、機器によってストレートケーブルとの使い分けを考えて組み立てていく必要がありましたのでLAN構築は難しい部分がありましたが、現在では各機器の自動判別機能によってストレートケーブルとクロスケーブルを意識して使い分ける事を考える必要性が無くなったのは、直ぐにLANを構築し易く、メンテナンスがし易いといったメリットを生む事になりました。ストレートケーブルだけでLAN環境を作るのが一般的になった現在ではlanケーブルを選ぶ際にはカテゴリが用途に合っているかどうかをチェックし、HUBやルーターやパソコンなどの機器同士をケーブルで接続して能力を最大限に発揮させる事が大切です。