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凍結防止剤と結束バンドの特徴

結束バンドは凍結するとその性能を失ってしまうので、凍結防止剤などを使用してすることが重要となります。

凍結防止剤は基本的に塩化ナトリウムを使用したものが多いです。塩化ナトリウムの凝固点はマイナス20度ほどとなっています。水の凝固点は0度であり、水の状態では基本的にそれ以下にはなりません。つまり、凝固点がマイナス20度である塩化ナトリウムを凍らせることは出来ないということです。その性質を活用して結束バンドなどの凍結防止には凍結防止剤が使用されています。

また、塩化ナトリウムの性質から持続力を高められるという利点もあります。海水は塩化ナトリウムを豊富に含んでいるにも関わらず、表面は凍ってしまうことがあります。これは海水に含まれる塩化ナトリウムの量が凍結を防止するほどではないからです。凍結防止剤には海水を超えるほどの濃度にする塩が含まれています。このおかげで結束バンドは元の状態を保つことが出来ます。防止剤を使用するときには量を調整することが重要となります。

量が少なすぎると効果が発揮されません。一方で量が多すぎた場合には結束バンドに何らかの不具合が発生してしまうかもしれません。凍結防止剤に触れてしまったときにはすぐに洗い流すようにしましょう。水分と一緒になることで化学変化が起こり、発熱してしまう恐れがあるからです。その点には注意しておけば、基本的には使いやすい物質といえるのではないでしょうか。

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